重さや力を測るセンサ、「ロードセル」。
ロードセルやそれを接続するアンプ、指示計にはそれぞれ「4 線式」と「6 線式」のものがあります。正しく接続しないと正確な測定ができないだけではなく、温度やケーブル長の影響を受けてしまう可能性があります。
今回は 4 線式と 6 線式の配線方法について説明します。
リモートセンシング方式
ロードセルの根本で+EXC と-EXC を監視することを「リモート センシング方式」といいます。6線式では+Sが+EXC、-Sが-EXCの電圧を監視する線となっています。
上記を用いて、EXC間の電圧を一定の保つ機能のある指示計を使用することでケーブル長や温度変化に影響されない正確な測定ができます。
指示計側の接続コネクタや端子台にて+EXCと+Sを短絡、-EXCと-Sを短絡し接続します。
★短絡していない場合、指示計の表示が不安定になる場合があります。
ロードセルの+Sを+EXCに短絡、-Sを-EXCに短絡し、+EXC、-EXCのみを指示計に接続します。
もしくはロードセルの+EXC、-EXCのみを指示計に接続し、+S、-Sは絶縁テープなどをまいてください。
ユニパルスでは、ロードセルにコネクタを取付けるサービスを行っております。
使用する指示計に最適なコネクタ配線をいたします。