今回は、近日導入実績が増加している「協働ロボットとムーンリフタの協調運転」をご紹介します。
電動バランサ「ムーンリフタ」は、吊ったワークの重量がゼロになるようバランスし、軽い力で扱うことができる吊下げ型のパワーアシスト装置です。人だけではなくロボットのアシストも行えます。
ロボットで位置決め!ロボットでは難しい、重量が異なるワークの3次元ハンドリングが自動化できます。
Techman Robot 様の「TM12」とJAKA Robotics 様の「Zu7」で協調運転した様子を、是非ご覧ください。
ワークはムーンリフタによって上下左右に軽い力で動かすことができるので、運転を同期させる必要はありません。信号のやり取りは「アシスト開始」「アシスト終了」の2つだけです。
また、安全性を高めるためにロボットとムーンリフタのお互いの状態を監視させあうこともできます。
複雑な制御は必要なく、ロボットのシーケンスのみですぐに協調運転を開始できます。