ウェイングコントローラのシーケンスモードとは?

計量用ロードセルインジケータの中でも充填・配合計量を目的とする機種に搭載される便利な機能です。
通常PLCで行う制御の一部をインジケータ側で行うことができます。
インジケータに対してスタート信号を入力すると充填機のバルブ、ゲート開閉動作を模した出力信号を出すことが可能で、さらにオートゼロや異常状態に対するインターロック機能も付加されます。
上手く使うと、作業者の手動操作を伴う半自動的な計量機をPLCなしに構築することができます。
インライン型充填機などのPLCが全体を制御している自動機でも、インジケータ側のシーケンスモードをご利用いただくことで計量部分のシーケンスを分かりやすく、あるいは一部を簡略化することができるのでPLCプログラム制作者にメリットがあります。