UTMⅢ(R)エンコーダの出力パルスと、 駆動しているモータ内部のエンコーダの示す角度が合わない。

1) トルクメータは軸がねじれることによりトルクを測定しているため、
トルクをかけるとDRIVE側とLOAD側で軸に角度差が生じます。
このずれは「ねじりばね定数」としてカタログに記載しています。
よって、角度を測定したい方にLOAD側が来るように設置してください。
2) エンコーダは本体と軸との角度を検出しているため、本体を固定して使用してください。
本体を固定するので、カップリングはダブルカップリングまたはベローズカップリング等の偏心、偏角を吸収するタイプのカップリングをご使用ください。
3) カップリング部でも角度誤差が生じますので、カップリングのねじりばね定数にも配慮してください。
4)減速機構のついたモータを使用する場合は、モータコントローラの指示する角度と軸出力に角度誤差が生じますのでご注意ください。