シングルポイント型ロードセル2台を長尺の計量台に固定して使うと、重量値がふらつき、ゼロ点がずれてしまう。(PW/USCシリーズ)

シングルポイント型ロードセル(以下”ロードセル”)は基本的に1台のみで使う前提でデザインされており、単一のフレームに複数個をボルトで締結すると、正しく計量できません。
ワークを載せる位置によって重量値が変わったり、フレームの熱膨張/収縮によりロードセル本体に横荷重やねじりの力が発生し、その結果、常に重量値がふらついたり気温の変化で増減する現象が現れます。

対策としては、
・ボルトで締結せず、熱膨張/収縮を吸収する機構を設ける。
・ロードセル1台に付き1つずつの独立した積載面を持つ秤に分割(縁切り)し、相互干渉を排除する。
・ワークの重心位置がずれないように位置決めして載せる、などが考えられます。

応急処置であれば片側のロードセルだけフレーム側のボルトを緩めることで横荷重を緩和し、ふらつきの幅が少し減らせるかも知れません。
ただし振動が多いコンベアスケールなどでは部品が脱落しないようにご注意ください。