センサプローブは
D04、D05、D06、D07、D08、D10、D12、D16、D20、D25、D32
の11種をご用意
金属の精密加工において、ハイドロチャック式ツールホルダは工具1本で刃物を着脱できる利便性だけでなく、振れ精度や剛性の高さから多く利用されています。
しかし、把持力の低下したホルダは加工精度を低下させ、最悪の場合、加工中に刃物が脱落する危険があります。グリップマスタによる日常点検は、ホルダの劣化、故障を察知し加工品質を維持することに貢献します。
ハイドロチャックは、レンチなどで規定まで締め付けていても、様々な理由で刃をしっかりと把持出来ていない場合があります。
様々な理由とは ...
・内部の油が漏れていた。
・チャック部が破損していた。
・内部に粉やゴミが入っていた。
テストバーをハイドロチャックに差し込み、抜き取り力やすべりトルクで把持力を管理する方法もありますが、本来の力の向きとは異なるため適切な管理は困難です。また、余計な力を加えるため内部を破損するリスクもあります。
そんな問題を解決したのがグリップマスタです。
普段通りに刃をセットするのと同じ作業で、刃を締め付けている力をダイレクトに測定。
本来力がかかる方向で測定するので、測定値の信頼性もバッチリ。
また、すべりトルクで管理されていたお客様向けに、表示をすべりトルクに換算することもできます。今までの数値との比較も簡単に行えます。
コンソールは測定結果をリアルタイムで表示するだけではなく、内部メモリにデータを保存できます。パソコンにデータを転送し管理できますので、日常点検を強力にサポートします。
コンソールとセンサが収まるキャリングケースも付属されております。
専用ケース