重いワークでも、誰でも簡単に位置決め、組み付け、傷つけない!
電動バランサ Moon Lifterは、様々な場所でご利用いただいています。
ご要望の中には、特別仕様のご提案によって利用可能になった事例があります。
今回は、クリーンルームの事例をご紹介いたします。
クリーンルームでは、作業者は防塵服やマスク、手袋を着用して作業します。
この状態ではちょっとした重さであっても負担になります。多くのクリーンスーツは防塵を目的としていますので負荷のかかる作業は想定されていません。マスクで呼吸を妨げられることもあります。
最近はこうした環境の中での作業の負荷も軽減できないか?というお問合せも増えてきています。
Moon Lifterをステンレス製の箱で覆い、チェーン部分はジャバラでカバー。粉塵などは箱の横に取り付けられた排気ダクトから外部へ排出されます。
『クリーンルーム内でやむを得ず重筋作業を行っている』というお話を聞くことがあります。この特別仕様によって、人の手感覚で、負荷なく作業できます。
クリーンルーム内を完全に軽作業だけにすることができます。
ダクトの接続部分にはMoon Lifterのファンがあり、排熱と同時に内気を吐き出すようになっています。
チェーンカバーは伸縮を繰り返すことで劣化します。定期的にカバーの交換が必要となります。
この特別仕様はカバーの着脱も簡単。作業性に優れたカバーを採用しております。