今回はその中で「インロータイプ」をご紹介いたします。
UTMシリーズは、筐体を固定しない使用法を推奨しています。軸調整が大幅に簡単になるからです。
しかし、トルク計を装置に組み込んで使用する場合などトルク計の軸とワークの軸を自動的に連結したいときや筐体の振動を抑えたい場合、筐体を固定したほうが上手くいきます。
そこでUTM IIIでは、ベアリングケースにインローを設けたオプションをご用意いたしました。 印籠の仕組みと同じです。
インロー部分の中心はベアリングの中心とほぼ一致しますので、連結時UTMIIIの軸はズレ無く位置決めされます。
自動検査装置などへの組み込みがより簡単になりました。