恩地食品様では、製造の最終工程であるロジ詰め後、製品の入ったコンテナを台車に積み上げる作業で電動バランサムーンリフタをご利用いただいております。
恩地食品様は、うどん、和そば、中華そば、焼そば等、茹で麺(蒸し麺)全般を製造されている、関西の有名企業です。茹で伸びしにくい麺、お鍋で食べると良くわかる、煮込んでもお箸で持ち上げられる麺が自慢です。
製造工程に手を抜かず、しっかりと熟成を取ってコシと粘りのある麺を製造されています。
京都工場の生産体制のモットーは、安全・安心な製品づくり。機械化できる行程は機械化しても、一番大事な部分(製品チェック、品質チェック等)は人の手で行うことを大切に考えられています。
製品の詰まったコンテナを、ふたり掛かりで台車に積んでいました。
ひとりでも出来るのですが、長時間作業していると身体への負担は大変なものでした。
コンテナ積みの補助をしてくれる小型のロボット的な物を紹介して欲しいと依頼した商社さまからムーンリフタの紹介を受けられたそうです。
コンテナ積みの補助装置で、小型で扱いやすいものを探しておられました。
いろいろと探されるなか、他社の小型バランサーの見積もりを取られたそうですが、高額だったため躊躇されたそうです。 商社さまより紹介されたムーンリフタは比較的安価だったので早速デモを依頼、実際に作動させてみると現場で簡単に使えそうな感じでした。
最終的には金額とサイズ感と使い易さで採用しました。
作業者の高齢化に伴い、作業の安全性を確保するために導入されたそうです。
ふたりで行っていたコンテナ積みがひとりで楽に出来るようになりました。
腰痛対策にも役立っているそうです。
導入までに2度、デモをご依頼いただきました。
1度目は容量の大きいタイプだったため動作が遅く、あまり使えるイメージは持っていただけませんでした。
小型の30㎏用であれば素速く動くので、それをお伝えして2度目のデモをご依頼いただきました。
2度目は実機を2日間お貸出しさせていただきました。
実際に現場でじっくりと利用方法と使用感をご確認いただき、これであれば大丈夫だとご実感いただけたかと思います。
後日、貸出しの際には門型クレーンなど実際に使用するうえで必要なものがあるともっとイメージし易かったかも知れないとご教示いただきました。
コントローラーが大きすぎ、使いにくいとご指摘いただいております。手に収まるぐらいの大きさがご希望でした(扇風機のリモコンや車のキーぐらい)。
いただきましたご意見を受け、現在、指輪型の小型リモコンを試験的に開発中です。