重量物を接地させる際に衝撃を与えてしまうとリスクがあるワークは、ていねいに優しく接地させる必要があります。
従来の方法ではこんな課題がありました。
人力の場合・・・中腰の体勢を維持する必要があり、作業者の負担大
ホイストの場合・・・ボタン操作のため、誤操作で衝撃を与えてしまうリスクあり
またボタンを小刻みに押す動作(インチング)で位置決めが可能だが、 長時間作業では腱鞘炎のリスクあり
バランサの場合・・・人の手感覚で操作できるが勢いよくワークを置くと衝撃を与えてしまう
これにより、大切なワークを "サッと" 動かし、"そっと" おけます!
重心が偏ったワークを位置決めしたい場合には「半分アシストオフ」が最適。
部分的な接地の瞬間、荷重の変化を検知。ワークの重量の半分だけアシストをオフします。
全体をていねいに位置決めしながら接地させることができます。
実際にこの "ていねいに" "優しく" 接地させる制御を利用して大型窓ガラスを搬送しているユーザー様をご紹介します。