JCSS(japan calibration service system)とは、計量法に基づくトレーサビリティ制度を意味しています。その根幹は” 計量標準供給制度”と”校正事業者登録制度”から成ります。
ISO/IEC17025の要求に基づき、第三者により認定を受けた校正事業者が行う校正です。
というメリットがあります。
特にIATF16949(自動車産業品質マネジメントシステム)では、
内部試験所、外部試験所及び計測器製造事業者が実施する検査、
試験又は校正サービスについてISO/IEC17025の要求事項を満たすことが
求められており、JCSS校正の要望は着実に増えております。
型式、一緒に校正する指示計器の有無、弊社への発送予定日をご連絡ください。弊社より返送できる日程で問題がないかをご確認いただいた上で、埼玉県越谷市の弊社埼玉工場まで校正依頼品をお送りいただきます。
校正期間は通常10営業日です。ただし、依頼台数や受け付け状況により期間が変更となる場合がございます。
JCSS校正は定められた校正器と条件で行うことが必須です。弊社工場にて校正作業をする必要があります。
JCSS校正は、ISO/IEC17025の要求に基づき第三者により認定を受けた校正事業者が行う校正です。これに対しメーカー校正は、自身で決めた機器を基準器として用いてトレーサビリティを維持する校正になります。
また、JCSS校正では不確かさが証明書に記載されます。メーカー校正では不確かさの記載はありません。
JCSS校正には有効期間はありません。トルクメータの所有者が責任をもって管理することとなっています。
校正は「校正日にその結果を明記するもの」とお考えください。
納入済のトルクメータもJCSS校正をお引き受けいたします。弊社までお送りいただき校正を行います。
右ねじり・左ねじりそれぞれに対し、定格容量までの各8ポイントの計測データをもとに計算します。 具体的には、定格容量に対し10%刻みで10、20、30、40、50、60、80、100%における測定を行います。 ただし、定格容量 20 N mに関してのみ 12.5%刻みで 12.5、25、37.5、50、62.5、75、87.5、100%における測定を行います。 その他のポイントでの計測をご希望の場合は、お手数ですが弊社営業までお問い合わせください。