高剛性(1700kNm/rad)、高耐負荷(500%)の
「UTF」がパワーアップして新登場!
シャフト型と比べ軸方向を短くすることができます。
また設備が短くなることで設備全体の剛性を高く保て、制御性がよくなります。
高イナーシャワークの場合は、トルク計やカップリングのねじり剛性が低いと、
制御性や応答性が悪くなり、高速なトルク変動を正確に測定することができません。
フランジ型トルクメータの中でもとりわけねじり剛性が高い「UTFⅡ」であれば、トルク変動を高応答、高精度に測定できます。
ベアリングなどの回転に伴う摩耗部品がないため最適です。
シャフト型トルクメータ「UTMⅢ-500Nm」の最高回転数は10,000rpmですが、
「UTFⅡ-500Nm」の最高回転数は25,000rpmとなります。
1.高速回転時のゼロ点のズレを解消
フランジ型はシャフト型と違い遠心力の影響を受けやすく、無負荷時でも高速回転させるとゼロ点がずれていってしまう欠点がありました。
「UTFⅡ」ではそれを本質的に解消し、高速回転でもゼロ点のズレが小さくなっています。
2.タービン油等のミスト環境に対応
フランジ型のトルクメータはエンジン評価試験やクラッチ、ダンパーの試験など油が身近にある環境での用途が多いです。「UTFⅡ」はその点をカバーし、耐環境性を向上しました。
3.周波数出力を標準装備
アナログ電圧出力(±10V)、RS-485出力に加え、
周波数出力60kHz±30kHzが標準で装備され出力の選択肢が広がりました。
4.回転パルス信号が90~1080パルス/回転まで選択可能
回転パルス信号出力を1回転あたり90, 180, 360, 720, 1080パルスの中から選択できるようになりました。回転数や接続機器に応じてパルス数を選択することができます。