定量切り出し制御の自動落差補正の設定方法(FC400)

切り出し制御を行う中で補助的な役割を持つ設定。
計量誤差の大きな要因である落差のバラツキを自動的に補正する機能です。毎回の計量完了時に計量結果をサンプリングし目標(定量設定値)とのずれを差分として演算、次の計量バッチ(あるいは数回ごとに平均演算して)落差の設定値を自動調整します。
カットゲートやバルブの応答性、再現性は良いが、原料タンクの残量(内圧)により供給量が変化しやすい原料を扱うときに有効な機能です。
※自動落差補正を使用時は設定モードF2-3 判定回数を”00”以外にしてください

なお鉱石やカット野菜のような元々不均質なワークの場合は効果が得にくくなることもあります。
その場合は自動落差補正は使わず固定値で計量したほうが良い場合もあります。
→定量切り出し制御とは?
→単純比較制御、 →シーケンス制御

■自動落差補正
自動落差補正機能の有効/無効を選択します。
FC400-設定項目1-9(自動落差補正)
設定項目F1-9 初期値(0011): 自動落差 0:なし

■自動落差規制値
落差が自動調整される範囲を制限します。
FC400-設定項目1-6(自動落差規制値)
設定項目F1-6 初期値(09800): 自動落差規制値:98.00

■自動落差補正平均回数
自動調整する落差値を演算するためのサンプリング回数を設定します。設定された回数毎に落差値の自動調整が実行されます。
FC400-設定項目1-9(自動落差補正平均回数)
設定項目F1-9 初期値(0011): 平均回数 1:毎回、自動調整される。

■自動落差補正係数
補正値がばらつく場合に設定を調整してください。
毎回の計量結果が 同じくらいで安定している場合は自動落差補正係数が1でも問題ありませんが、計量結果がばらつく場合は補正係数を3/4~1/4に設定して、補正量を制限したほうが中期的に見て安定する可能性があります、計量結果を確認しながら調整してください。
FC400-設定項目1-9(自動落差補正係数)
設定項目F1-9 初期値(0011): 自動落差補正係数 1:演算された補正量を100%反映する