充填計量の結果が目標(定量値)通りにならない時の落差設定を使った対処方法(FC400)

【症状】
・充填計量において計量結果が目標(定量値)より多く、あるいは少なめに入る傾向が続く場合、落差設定を使って改善できる可能性がある。
【対処方法】
1)まず始めに設定項目F1-9計量機能3(自動落差補正)を0:なしに、設定項目F0-6落差設定値を0(ゼロ)にして自動落差補正機能を無効化します。
2)通常の計量動作(充填動作)を試験的に何度か実行し、計量結果の過量分の重量を把握します。平均的な重量値を落差設定に入力します。
3)さらに何回か試験を繰り返してその落差設定値における効果を検証します。
4)必要に応じて設定項目F1-9計量機能3(自動落差補正)を1~3:ありにすれば、長時間稼働する中で原料タンクの残量減少による供給量変化を補正することも可能です。

設定詳細は‥‥自動落差補正設定

【注意】
以下のようなケースではFC400の自動落差補正機能だけでは改善は難しくなります、供給装置の改良、被計量物(ワーク)の改質も含め総合的な対策が必要です。
・被計量物(ワーク)自体が固形物で大きさ/重量が不均一。
・温湿度によって物性が変化して供給装置の制御能力が及ばない状態にあるとき。
・カットゲートやソレノイドバルブ、フィーダー等、供給装置側の搬送能力、反応速度など機械的精度の問題で計量結果がばらつく場合。
・装置全体の機械振動が重量指示値に影響する場合。