実負荷較正と等価入力較正の使い分け

重量計測用途の場合、本質的に高い分解能と精度を要求されますので、分銅による実負荷較正が前提となります。
荷重計測用途の場合、質量と違い応力を扱うためロードセル取り付け方法の都合で実負荷を掛けることが困難なケースが多いので、そのためロードセルの試験成績書を基に数値入力を行う等価入力較正が主流です。
重量計測用途における等価入力較正は、ロードセルの故障交換後にすぐ分銅積みが出来ないなど、緊急時の応急処置的利用を想定しています。