A/D変換のサンプル速度を遅くするのはどういうとき?(F325/F350/F735/F805AT/FC500/FC1000)

計量/計測データについて応答性を求めず、安定的な数値として表示・記録したい場合に効果があります。
サンプル速度を遅くすることで、「移動平均フィルタ」と「デジタルローパスフィルタ」の特性が、よりふらつきを抑える方向に変わります。(「アナログフィルタ」の周波数特性については変わりません)

具体的には原料タンクの残量監視やクレーンスケールなど、指示値の安定性が求められる計量用途で有効です。
ただし応答性を遅くしすぎると制御に支障を生じますので、必ず現場環境で試運転を行いながら最適なフィルタ設定値を探ってください。